奈良市内の名所旧跡、“フォト歩き” ~その2~東大寺とその周辺
興福寺の次は、南大門をくぐり抜け東大寺を訪ね大仏さんにお参り。続いてお水取りで知られる二月堂に入り、近くにある鐘楼を訪ねてみました。

まずは、南大門へと向かいます。参道にはお土産屋さんが並んでいて、修学旅行の子どもたちや外国人観光客の姿が目立ちます。観光客たちは、鹿にせんべいを与えるのがお好きなようですね。中にはエサを与えるのをじらすことで、鹿に取り囲まれて困っている人もいます。


大木で建造されている南大門は実に力強く感じられますが、そこからみる大仏殿も巨大で、青空をバックに佇む姿は迫力満点です。



その建物を入れて写真を撮る観光客もたくさんいます。何といっても、世界遺産・東大寺と大仏さんは絶大な人気があるようですね。


大仏殿の中に入ってみると、修学旅行の子供たちが行儀よく並んでガイドさんお説明を聞いています。その傍らで、大仏さんに手を合わせておきました。




続いて、手向山八幡宮の参道を少し歩いて、お水取りの行事で知られる二月堂へと向かいます。二月堂に入ってみると、小高い所にあるだけに見晴らしも良く、奈良市内が見渡せます。




二月堂を出て少し下ると、古い土塀のある通りがあります。そこには写生に夢中になっている人がいたり、修学旅行の子供たちが散策していたり、古都・奈良の魅力がいっぱいでした。



最後に、巨大な鐘楼を見物して、若草山へと向かうことにしました・・・




まずは、南大門へと向かいます。参道にはお土産屋さんが並んでいて、修学旅行の子どもたちや外国人観光客の姿が目立ちます。観光客たちは、鹿にせんべいを与えるのがお好きなようですね。中にはエサを与えるのをじらすことで、鹿に取り囲まれて困っている人もいます。


大木で建造されている南大門は実に力強く感じられますが、そこからみる大仏殿も巨大で、青空をバックに佇む姿は迫力満点です。



その建物を入れて写真を撮る観光客もたくさんいます。何といっても、世界遺産・東大寺と大仏さんは絶大な人気があるようですね。


大仏殿の中に入ってみると、修学旅行の子供たちが行儀よく並んでガイドさんお説明を聞いています。その傍らで、大仏さんに手を合わせておきました。




続いて、手向山八幡宮の参道を少し歩いて、お水取りの行事で知られる二月堂へと向かいます。二月堂に入ってみると、小高い所にあるだけに見晴らしも良く、奈良市内が見渡せます。




二月堂を出て少し下ると、古い土塀のある通りがあります。そこには写生に夢中になっている人がいたり、修学旅行の子供たちが散策していたり、古都・奈良の魅力がいっぱいでした。



最後に、巨大な鐘楼を見物して、若草山へと向かうことにしました・・・



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奈良市内の名所旧跡、“フォト歩き” ~その1~興福寺とその周辺
10月16日と17日の2日間、所用で奈良市内に行ってきました。2日目の17日は朝からフリータイムとなったので、市内の近場にある名所旧跡を“フォト歩き”してみました。



まずは、お馴染みの猿沢の池へと向かい、池越しに興福寺五重塔や南円堂を見あげます。秋空に、風格ある建物が溶け込んでいて古都・奈良を感じさせてくれます。



階段を登り興福寺に入り、五重塔や東金堂そして南円堂などを回ります。このたびは時間の関係もあり、“フォト歩き”優先。仏像などの観賞はまたの機会に譲ることにします。


その後、東大寺や二月堂へと向かいましたが、再び戻ってきた時、運よく興福寺の本坊から出てきて南円堂へと向かうお坊さんたちに出会いましたので、あわせてアップしておきます。



一団は、本坊から五重塔と東金堂の間を通り、一直線に南円堂へと向かいました。


法要でもあるのかな?と思いあとをついていくと、南円堂に案内がでていました。そこには、10月17日午後1時、「大般若経転読法要」~当日に限り南円堂特別開扉~と記されていました。


南円堂の外に集まっておられた皆さんとともに、ありがたく拝ましていただきました。建物のそばに植栽されている、右近の橘の黄色い実がとても印象的でした。





まずは、お馴染みの猿沢の池へと向かい、池越しに興福寺五重塔や南円堂を見あげます。秋空に、風格ある建物が溶け込んでいて古都・奈良を感じさせてくれます。



階段を登り興福寺に入り、五重塔や東金堂そして南円堂などを回ります。このたびは時間の関係もあり、“フォト歩き”優先。仏像などの観賞はまたの機会に譲ることにします。


その後、東大寺や二月堂へと向かいましたが、再び戻ってきた時、運よく興福寺の本坊から出てきて南円堂へと向かうお坊さんたちに出会いましたので、あわせてアップしておきます。



一団は、本坊から五重塔と東金堂の間を通り、一直線に南円堂へと向かいました。


法要でもあるのかな?と思いあとをついていくと、南円堂に案内がでていました。そこには、10月17日午後1時、「大般若経転読法要」~当日に限り南円堂特別開扉~と記されていました。


南円堂の外に集まっておられた皆さんとともに、ありがたく拝ましていただきました。建物のそばに植栽されている、右近の橘の黄色い実がとても印象的でした。


笠岡干拓地で、遅植えのコスモスが見ごろです
10月24日、アッケシソウ自生地を訪ねてからの帰り道、笠岡干拓地内にある「道の駅笠岡ベイファーム」に隣接するコスモス畑に立ち寄ってみました。

すると広大な土地の中に、この時期に咲くように植えられたコスモスが、まさに見ごろを迎えていました。



このコスモスは背が低いものの、ピンク色の花が午後4時ごろの柔らかな光の中で優しく輝いていました。



笠岡市カブト南町にある「道の駅笠岡ベイファーム」は、平成23年8月にオープン。笠岡の農産品や水産物さらには土産物を販売する直売所で、周囲には広大な畑を利用して季節の花が植えられていることで知られています。



春は1000万本の菜の花、夏は100万本のヒマワリ、秋は3000万本のコスモスが咲き競い、訪れる人たちを楽しませてくれるのです・・・



すると広大な土地の中に、この時期に咲くように植えられたコスモスが、まさに見ごろを迎えていました。



このコスモスは背が低いものの、ピンク色の花が午後4時ごろの柔らかな光の中で優しく輝いていました。



笠岡市カブト南町にある「道の駅笠岡ベイファーム」は、平成23年8月にオープン。笠岡の農産品や水産物さらには土産物を販売する直売所で、周囲には広大な畑を利用して季節の花が植えられていることで知られています。



春は1000万本の菜の花、夏は100万本のヒマワリ、秋は3000万本のコスモスが咲き競い、訪れる人たちを楽しませてくれるのです・・・


アッケシソウ自生地へと続く海岸線
岡山県浅口市寄島町の青佐鼻にあるアッケシソウ自生地へ行くには、専用の駐車場に車を停めて、しばらく歩いて行かなければなりません。沖にある島とを結んでいる長い堤防のおかげで干拓がすすみ、その内側にアッケシソウの自生地があるからです。

行く道。左奥にアッケシソウ自生地があります。
干拓された平地の上を歩いて行くこともできますが、堤防の上を歩いて、瀬戸内海国立公園の美しい海岸線をみながら進んだ方がより良い気分に浸れます。

帰りの道。正面の山は、青佐山です。
青佐鼻海岸から突き出た突堤では、家族連れが魚釣りに興じ、沖合には魚を採る仕掛けもあります。


この場所の特徴は、何といっても「三ツ山」だと思います。花崗岩でできた3つの小島が行儀よく並んでいるのです。高さ10メートル、長さ15メートルがそれぞれ6メートル間隔で規則正しく並んでいるのです。


アッケシソウ自生地へ行くときの、長い堤防歩き。コンクリートの上とはいえ潮風が心地よく、周囲の環境は実に自然豊かで十分楽しめます。
いつかは、「三ツ山」から昇る朝日を写真におさめたいとさえ思っています。


土手下の平地の道。

行く道。左奥にアッケシソウ自生地があります。
干拓された平地の上を歩いて行くこともできますが、堤防の上を歩いて、瀬戸内海国立公園の美しい海岸線をみながら進んだ方がより良い気分に浸れます。

帰りの道。正面の山は、青佐山です。
青佐鼻海岸から突き出た突堤では、家族連れが魚釣りに興じ、沖合には魚を採る仕掛けもあります。


この場所の特徴は、何といっても「三ツ山」だと思います。花崗岩でできた3つの小島が行儀よく並んでいるのです。高さ10メートル、長さ15メートルがそれぞれ6メートル間隔で規則正しく並んでいるのです。


アッケシソウ自生地へ行くときの、長い堤防歩き。コンクリートの上とはいえ潮風が心地よく、周囲の環境は実に自然豊かで十分楽しめます。
いつかは、「三ツ山」から昇る朝日を写真におさめたいとさえ思っています。


土手下の平地の道。
寄島町の青佐鼻で、色づく「アッケシソウ」
10月24日、岡山県浅口市寄島町の青佐鼻に自生する「アッケシソウ」の色づきを確かめに出かけてみました。やはり期待通り、「アッケシソウ」は素晴らしい紅色の光景を見せてくれました。

立てかけてある案内板によれば、「アッケシソウは、海水の流入する沼地(塩湿地)に生育する一年草で、茎は多くの枝に別れ、草丈は10~40㎝に成長する。葉は肉質で鱗片状に退化していて、秋には全体が緑から紅色に変わるので、サンゴソウの別名がある」そうです。

自生地としては、「北半球に広く分布しているということですが、日本では現在のところ、北海道・岡山県・香川県で聖域が確認されている。中でも本州の自制としては、訪れた寄島町が唯一である」とのこと。


もともと干拓地だからでしょうか、排水設備のような建物も残っていました。
なお、この「アッケシソウ」は絶滅の危険が増大している植物として、環境省から「絶滅危惧種Ⅱ類」に指定され、国のレッドリストにも登録され、浅口市の天然記念物にも指定されています。

設営されている見学場所からの眺め。
古代の生き物のような貴重な植物を間近くに見ることのできる、寄島町青佐鼻の「アッケシソウ」自生地。今月いっぱいくらいは楽しめそうなので、興味のある方はどうぞ・・・


奥の方には水辺があります。

立てかけてある案内板によれば、「アッケシソウは、海水の流入する沼地(塩湿地)に生育する一年草で、茎は多くの枝に別れ、草丈は10~40㎝に成長する。葉は肉質で鱗片状に退化していて、秋には全体が緑から紅色に変わるので、サンゴソウの別名がある」そうです。

自生地としては、「北半球に広く分布しているということですが、日本では現在のところ、北海道・岡山県・香川県で聖域が確認されている。中でも本州の自制としては、訪れた寄島町が唯一である」とのこと。


もともと干拓地だからでしょうか、排水設備のような建物も残っていました。
なお、この「アッケシソウ」は絶滅の危険が増大している植物として、環境省から「絶滅危惧種Ⅱ類」に指定され、国のレッドリストにも登録され、浅口市の天然記念物にも指定されています。

設営されている見学場所からの眺め。
古代の生き物のような貴重な植物を間近くに見ることのできる、寄島町青佐鼻の「アッケシソウ」自生地。今月いっぱいくらいは楽しめそうなので、興味のある方はどうぞ・・・


奥の方には水辺があります。
どこか懐かしい風景
10月20日、比婆山連峰を訪ねての帰り道、庄原市内でなんとも懐かしいような風景に出会いました。農家の藁屋根をトタンでカバーしたお家があり、その庭では藁でも焼いているのでしょうか、白い煙が秋風に棚引いていたのです。

早速メイン道路から外れ近づいてみると、その手前の稲を刈ったあとの田んぼには、とんがり帽子のように組まれた藁が幾重にも並べられていました。

聞くところによると、どうやらその藁は家畜のエサにするために乾燥させているようですね。昔の人は、稲からお米を作り、藁を家畜のエサにしたり草履やしめ縄を作ったり、生活の知恵がにじみ出ていますね。ところが、最近ではエサにするには手間もかかるし管理も大変なので、家畜用は輸入に頼ることもあるのだとか。


早速メイン道路から外れ近づいてみると、その手前の稲を刈ったあとの田んぼには、とんがり帽子のように組まれた藁が幾重にも並べられていました。

聞くところによると、どうやらその藁は家畜のエサにするために乾燥させているようですね。昔の人は、稲からお米を作り、藁を家畜のエサにしたり草履やしめ縄を作ったり、生活の知恵がにじみ出ていますね。ところが、最近ではエサにするには手間もかかるし管理も大変なので、家畜用は輸入に頼ることもあるのだとか。

竜王山の紅葉を訪ねて
立烏帽子山、池ノ段への紅葉ハイキングの後、その向かいに聳える竜王山(1,255m)にも行ってきました。

立烏帽子駐車場から車で竜王山の駐車場まで行き、そこから歩いて頂上へ向かうことにします。


竜王山の駐車場に行く道も、紅葉のトンネルを抜けて行くような感じです。駐車場に着くと車も人もなく、実に静かです。秋風にゆれる木々から葉が落ちた時の、カサカサという音だけが聞こえてきます。


早速、竜王山の頂上に歩いて向かいますが、距離はわずかです。道すがら、アキノキリンソウやナデシコなど秋の名残の花や、赤い実をつけた木々にも出会います。



頂上に着いてみると、あたりはススキの原。そこから、午前中に紅葉ハイキングをした池ノ段、立烏帽子山や、さらに遠くには比婆山も望めます。あまりにも美しく心地良いので、しばしその風景に浸ることにしました。

左から、池ノ段、立烏帽子山、比婆山です。
。

また、遠くの山々が幾重にも重なりあう青い山波もありました。そのモノトーンのような光景も、実に印象的でした

帰り道となる県道255号線では、赤と黄色に色づいたもみじも発見することができました・・・



立烏帽子駐車場から車で竜王山の駐車場まで行き、そこから歩いて頂上へ向かうことにします。


竜王山の駐車場に行く道も、紅葉のトンネルを抜けて行くような感じです。駐車場に着くと車も人もなく、実に静かです。秋風にゆれる木々から葉が落ちた時の、カサカサという音だけが聞こえてきます。


早速、竜王山の頂上に歩いて向かいますが、距離はわずかです。道すがら、アキノキリンソウやナデシコなど秋の名残の花や、赤い実をつけた木々にも出会います。



頂上に着いてみると、あたりはススキの原。そこから、午前中に紅葉ハイキングをした池ノ段、立烏帽子山や、さらに遠くには比婆山も望めます。あまりにも美しく心地良いので、しばしその風景に浸ることにしました。

左から、池ノ段、立烏帽子山、比婆山です。
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また、遠くの山々が幾重にも重なりあう青い山波もありました。そのモノトーンのような光景も、実に印象的でした

帰り道となる県道255号線では、赤と黄色に色づいたもみじも発見することができました・・・


立烏帽子山・池ノ段は、紅葉の真っ盛り

右奥が立烏帽子山。左が池ノ段。
10月20日、庄原市の北東部にそびえる比婆山連峰の南側に位置する、立烏帽子山(1299m)、池ノ段(1272m)への紅葉ハイキングに行ってきました。

途中の車道も紅葉に染まり始めていました。

当日のルートとしては、立烏帽子駐車場まで車で上がり、そこから立烏帽子山と池ノ段の頂上まで歩いて登って、再び駐車場まで引き返してきました。



立烏帽子駐車場に到着すると、平日だというのにすでに10台くらいの車が停まっています。早速、準備を整えて立烏帽子山へと出発しますが、駐車場そばからいきなり急坂を登って行くことになりました。


それでも距離はわずか500mあまり。登山道では、天然記念物のブナ純林や赤や黄色の紅葉が目を楽しませてくれるので、苦しいどころか楽しいことばかりです。


あっという間に立烏帽子山の頂上に着くと、目の前に池ノ段が姿をあらわします。草原のような山々を、紅葉が鮮やかに彩っています。



池ノ段に登って行くには立烏帽子山を一度下りますが、その間も、紅葉が素晴らしいので写真を撮り続けます。池ノ段の登山道を、二人連れが一生懸命に登っています。また、その人たちもしきりにこちらの山(立烏帽子山)の写真を撮っているようです。


遠くに比婆山が見えます。
立烏帽子山を下山し終えると、今度は池ノ段に向かって登って行きます。ふり返れば、下ってきた立烏帽子山の紅葉の美しさに感動の連続で、写真を撮る枚数も勢い増えていきます。


池ノ段山頂の眺めは抜群で360度の大パノラマが広がり、吾妻山、比婆山、竜王山などが見渡せます。

遠くに吾妻山が見えます。


池ノ段の山頂で、紅葉を眺めながらランチタイム。その後、少し奥の方まで散策し展望を楽しんで、下山しました。


頂上近くまで車で訪れ、ちょっと横着な紅葉狩りとなりましたがその分余裕もできて、県北の山々の錦秋を大いに楽しんだ一日となりました。

広島東照宮「通り御祭礼」のスナップ写真あれこれ・・・
10月10日、広島市東区の広島東照宮一帯を舞台に繰り広げられた、「通り御祭礼」。



大行列に、宮大工や蒔絵作家たちが製作した「花車」に、原爆による消失を免れた「二百貫みこし」も良かったが、境内演舞場で披露された伝統芸能も素晴らしかった。

奉旗陰陽踊り


「奉旗陰陽踊り」や「雅楽演奏」も観賞しながら写真も撮っているので、遅ればせながらアップしておきます。


パンフレットによれば、「奉旗陰陽踊り」は広島民俗伝承芸能研究会の人たちが出演しており、「雅楽演奏」は広島県神社庁雅楽部会や雅楽・古弾の会などの人たちだそうです。

雅楽演奏


初めて見る伝統芸能は、目に新鮮に映りました。これからも、こうした古くから伝わる芸能を大切に伝承していく必要性を感じました。そのためには、「通り御祭礼」を50年に1回と言わず、5年に一度ぐらいの周期で開催していただきたいものですね・・・






大行列に、宮大工や蒔絵作家たちが製作した「花車」に、原爆による消失を免れた「二百貫みこし」も良かったが、境内演舞場で披露された伝統芸能も素晴らしかった。

奉旗陰陽踊り


「奉旗陰陽踊り」や「雅楽演奏」も観賞しながら写真も撮っているので、遅ればせながらアップしておきます。


パンフレットによれば、「奉旗陰陽踊り」は広島民俗伝承芸能研究会の人たちが出演しており、「雅楽演奏」は広島県神社庁雅楽部会や雅楽・古弾の会などの人たちだそうです。

雅楽演奏


初めて見る伝統芸能は、目に新鮮に映りました。これからも、こうした古くから伝わる芸能を大切に伝承していく必要性を感じました。そのためには、「通り御祭礼」を50年に1回と言わず、5年に一度ぐらいの周期で開催していただきたいものですね・・・



「麒麟獅子舞」と「子供歌舞伎」
10月10日に、広島東照宮一帯でにぎやかに繰り広げられた「通り御祭礼」。その一大イベントを盛り上げるために、演舞場では古式豊かに伝統芸能が演じられていました。

行列を見物した後は、東照宮の境内演舞場で4つの伝統芸能を見物しました。その中から「麒麟獅子舞」と「子供歌舞伎」を紹介します。


まずは「麒麟獅子舞」です。パンフレットによれば、「賀露神社麒麟獅子舞保存会」と「広島東照宮麟獅子舞保存会」の共演のように記入してありました。知識がないので調べてみると、「鳥取県東部の因幡地方に伝わり、江戸時代のはじめに、徳川家康の分霊を祀つた因幡東照宮を創した際に、祭礼の芸能として創始した」(鳥取伝統芸能アーカイブス)とのことで、県指定無形文化財になっているそうです。



狭い境内にたくさんの観客が集まっているので、観賞する場所がなかなか見つかりません。運よく隙間に入り込み、赤い衣装を着た人が吹く笛や太鼓に合わせて踊る獅子舞を楽しみました。


続いて演じられたのは、安芸高田市吉田町の「吉田子供歌舞伎壇尻屋台保存会」のみなさんによる、「子供歌舞伎」でした。今回の演目は、親しみやすい「郡山懐古三矢訓 清大社出会いの場」です。



3名の地元中学生が化粧をして、きらびやかな衣装を身にまとい、3畳ほどの狭い壇尻屋台の上で歌舞伎を熱演。役になりきって見えを切るたびに、観客から拍手がわき起こります。



演じる少年・小女の一生懸命さがとても印象的で、何度見ても飽きません。今ではすっかりお気に入りとなっています。


本場の吉田町の子供歌舞伎は、千歳山と八雲山の2台の壇尻屋台があり、毎年5月5日のこどもの日に、地元中学生により町内10カ所で演じられています。



行列を見物した後は、東照宮の境内演舞場で4つの伝統芸能を見物しました。その中から「麒麟獅子舞」と「子供歌舞伎」を紹介します。


まずは「麒麟獅子舞」です。パンフレットによれば、「賀露神社麒麟獅子舞保存会」と「広島東照宮麟獅子舞保存会」の共演のように記入してありました。知識がないので調べてみると、「鳥取県東部の因幡地方に伝わり、江戸時代のはじめに、徳川家康の分霊を祀つた因幡東照宮を創した際に、祭礼の芸能として創始した」(鳥取伝統芸能アーカイブス)とのことで、県指定無形文化財になっているそうです。



狭い境内にたくさんの観客が集まっているので、観賞する場所がなかなか見つかりません。運よく隙間に入り込み、赤い衣装を着た人が吹く笛や太鼓に合わせて踊る獅子舞を楽しみました。


続いて演じられたのは、安芸高田市吉田町の「吉田子供歌舞伎壇尻屋台保存会」のみなさんによる、「子供歌舞伎」でした。今回の演目は、親しみやすい「郡山懐古三矢訓 清大社出会いの場」です。



3名の地元中学生が化粧をして、きらびやかな衣装を身にまとい、3畳ほどの狭い壇尻屋台の上で歌舞伎を熱演。役になりきって見えを切るたびに、観客から拍手がわき起こります。



演じる少年・小女の一生懸命さがとても印象的で、何度見ても飽きません。今ではすっかりお気に入りとなっています。


本場の吉田町の子供歌舞伎は、千歳山と八雲山の2台の壇尻屋台があり、毎年5月5日のこどもの日に、地元中学生により町内10カ所で演じられています。


ハローウィンをイメージした「スラィリー」が登場
10月12日、安芸郡府中町にある大型商業施設「イオンモール広島府中」に行ってみると、なんと広島東洋カープのマスコット「スラィリー」が、ハローウィンのイメージで愛嬌を振りまいていました。

買い物に訪れた家族連れや女性グループは、面白い格好に大喜びしながら、写真を撮ったりタッチしたりしていました。近づいてみると、スラィリーは実物よりかなり大きく見えましたが、昨年に比べると随分小さくなっていました。

昨年は、2年連続Aクラス入りを果たした広島東洋カープにあやかり、クリスマス商戦に勝ち抜こうと、巨大なスラィリーがクリスマスツリーになっていましたが、今年はCSに出られなかったので、小ぶりにしてハローウィンのイメージに切り替えたのでしょうか。それともハローウィンが終われば、再び巨大なクリスマスツリーになるのでしょうか・・・


買い物に訪れた家族連れや女性グループは、面白い格好に大喜びしながら、写真を撮ったりタッチしたりしていました。近づいてみると、スラィリーは実物よりかなり大きく見えましたが、昨年に比べると随分小さくなっていました。

昨年は、2年連続Aクラス入りを果たした広島東洋カープにあやかり、クリスマス商戦に勝ち抜こうと、巨大なスラィリーがクリスマスツリーになっていましたが、今年はCSに出られなかったので、小ぶりにしてハローウィンのイメージに切り替えたのでしょうか。それともハローウィンが終われば、再び巨大なクリスマスツリーになるのでしょうか・・・

大和町大草の子供神楽
10月10日に、広島東照宮一帯で繰り広げられた「通り御祭礼」。200年ぶりに復活した一大イベントを盛り上げるために、色々な伝統芸能も演じられていました。

「御神祇」

東照宮そばに設営された1カ所の神楽舞台と3カ所の演舞場で、子供神楽、壬生の花田植え、麒麟獅子舞、子供歌舞伎、雅楽演奏など滅多に見ることのできない催しがが相次いでおこなわれていたのでした。



ただそのいずれもが、行列の行われる時と重なる時間帯であったので、見たい演目があれば、行列から離れてその会場に行かなければ、残念ながら見ることができないようになっていました。

そんなわけで、行列をある程度見物したので、まずは珍しい子供神楽を見物することにしました。


東照宮そばの子供神楽舞台に着くと、三原市大和町大草の「大草神楽子供研究クラブ」による神楽が演じられていました。題目は、「御神祇」ということでした。

「八重垣」

その演技力は見事なもので、しばらくは引き込まれるように観賞し、子供たちの熱演に惜しみない拍手をおくりました。この研究クラブは、伝統文化の復活・継承と子供たちの健全育成のため、月4回練習に励んでいるのだとか。立派ですね・・・


続いて、「八重垣」が始まりましたが、少しだけ観賞し、麒麟獅子舞、子供歌舞伎、雅楽演奏などを観賞するために、境内演舞場へと向かうことにしました。

境内演舞場での壬生の花田植が終わったのでしょうか。


「御神祇」

東照宮そばに設営された1カ所の神楽舞台と3カ所の演舞場で、子供神楽、壬生の花田植え、麒麟獅子舞、子供歌舞伎、雅楽演奏など滅多に見ることのできない催しがが相次いでおこなわれていたのでした。



ただそのいずれもが、行列の行われる時と重なる時間帯であったので、見たい演目があれば、行列から離れてその会場に行かなければ、残念ながら見ることができないようになっていました。

そんなわけで、行列をある程度見物したので、まずは珍しい子供神楽を見物することにしました。


東照宮そばの子供神楽舞台に着くと、三原市大和町大草の「大草神楽子供研究クラブ」による神楽が演じられていました。題目は、「御神祇」ということでした。

「八重垣」

その演技力は見事なもので、しばらくは引き込まれるように観賞し、子供たちの熱演に惜しみない拍手をおくりました。この研究クラブは、伝統文化の復活・継承と子供たちの健全育成のため、月4回練習に励んでいるのだとか。立派ですね・・・


続いて、「八重垣」が始まりましたが、少しだけ観賞し、麒麟獅子舞、子供歌舞伎、雅楽演奏などを観賞するために、境内演舞場へと向かうことにしました。

境内演舞場での壬生の花田植が終わったのでしょうか。

西条の“酒まつり”を、楽しむ
10月11日、東広島市のJR西条駅前一帯で繰り広げられた、“酒まつり”に行ってきました。東広島市の西条は、灘や伏見と並ぶ酒処として知られ、毎年10月に“酒まつり”を開催し、酒文化を全国に発信しています。今年は10月10日と11日に開催されました。

主なイベントといえば、全国各地から集結した千銘柄を超える日本酒の飲み比べが楽しめる“酒ひろば”。酒のみならず色んなイベントが楽しめる“五千人の居酒屋会場”。そして、西条酒造協会の8つの蔵元が試飲や各種イベントでおもてなしする、“酒蔵イベント”があります。



朝は早めに出かけましたが、JR西条駅もあふれんばかりの人出でした。今年の“酒まつり”の楽しみ方は、“酒ひろば”や“五千人の居酒屋会場”には入らずに、もっぱら酒蔵通りにある酒蔵めぐりと試飲、そして、折々に気になった光景を写真に切取ってみることにしました。



8つの酒蔵すべてを回りましたが、無料試飲があったり有料試飲があったり。それぞれに特徴がありますが、午前中からお酒を飲んだり買い食いをしたり・・・。これの繰り返しで、なんとも言えない良い気分に浸れます。



また酒蔵イベントでは、毎年いろいろ工夫がされているようで、バンド演奏や骨董市、スィーツなども楽しめます。



のどかな秋の一日、広島のお酒と美酒鍋に各酒蔵ご自慢のおいしい水、さらに“フォト歩き”など・・・、楽しい時間を過ごしました。

アルコールのあとの水分の補給は、ここで。

昔懐かしいイベントもありました。

“五千人の居酒屋会場”前の交差点の様子。

主なイベントといえば、全国各地から集結した千銘柄を超える日本酒の飲み比べが楽しめる“酒ひろば”。酒のみならず色んなイベントが楽しめる“五千人の居酒屋会場”。そして、西条酒造協会の8つの蔵元が試飲や各種イベントでおもてなしする、“酒蔵イベント”があります。



朝は早めに出かけましたが、JR西条駅もあふれんばかりの人出でした。今年の“酒まつり”の楽しみ方は、“酒ひろば”や“五千人の居酒屋会場”には入らずに、もっぱら酒蔵通りにある酒蔵めぐりと試飲、そして、折々に気になった光景を写真に切取ってみることにしました。



8つの酒蔵すべてを回りましたが、無料試飲があったり有料試飲があったり。それぞれに特徴がありますが、午前中からお酒を飲んだり買い食いをしたり・・・。これの繰り返しで、なんとも言えない良い気分に浸れます。



また酒蔵イベントでは、毎年いろいろ工夫がされているようで、バンド演奏や骨董市、スィーツなども楽しめます。



のどかな秋の一日、広島のお酒と美酒鍋に各酒蔵ご自慢のおいしい水、さらに“フォト歩き”など・・・、楽しい時間を過ごしました。

アルコールのあとの水分の補給は、ここで。

昔懐かしいイベントもありました。

“五千人の居酒屋会場”前の交差点の様子。
「通り御祭礼」、200年ぶりに復興
江戸時代以来200年ぶりにとなる神輿行列「通り御祭礼」が、10月10日に広島市東区の広島東照宮で行われるというので、物珍しさも手伝って見物に行ってきました。

広島東照宮から見下ろすと、行列に参加する人で境内はいっっぱいです。

往路(渡御行列)

「通り御祭礼」は、東照宮が祀る徳川家康の没後50年ごとに、旧広島藩の祭りとして開かれていましたが、文化12年(1815年)の第4回目を最後に途切れていました。それを、平成27年が徳川家康の没後400年にあたることから、200百年ぶりに正式に復興を決定したのだそうです。



行列のスタートは午前11時からということなので、少し早目の10時過ぎに東照宮に到着したところ、すでに見物客やカメラマンでいっぱいでした。そんな中で、なんとか見物するスペースを確保することができました。



いただいたパンフレットによると、行列は、東照宮を出て御旅所となる饒津神社(にぎつ)まで向かい、ひと休みして少しまわり道をしながら、再び東照宮へと帰って来るようになっていました。

原爆による消失を免れた、重さ1トンの「二百貫神輿」を60人が担いだ。


また、御旅所までの往路のことを「渡御行列」(とぎょ)と言い、帰り道の復路のことを「還御行列」(かんぎょ)というのだそうです。

壬生の花田植のみなさん。

吉田町の子供歌舞伎のみなさん。


午前11時、渡御行列がスタートです。壱組の神職から始まり弐組の町奉行など延々と行列がスタートしていき、最後に九組の遅速奉行などの行列へと続きました。なんと、行列には一般公募も含め550人を超える人たちが参加しているという。


御旅所にて。お友達三人で応募し、参加したそうです。

最初は、東照宮の出口あたりで見物して、後半から行列を楽しみながら御旅所の饒津神社まで行き、その後、ふたたび東照宮まで戻ってきました。その間約3時間にわたり、目の前で繰り広げられた時代絵巻を堪能しました。

復路(還御行列)となります。


最後は、近くの子供神楽舞台や境内演舞場で、子供神楽や子供歌舞伎、雅楽演奏などを午後2時半ごろまで楽しみました。その内容については、次にアップさせていただきます・・・



造花で飾る高さ4.5mの花車はこのたび再現し、金箔が施され漆で仕上げられています。

広島東照宮から見下ろすと、行列に参加する人で境内はいっっぱいです。

往路(渡御行列)

「通り御祭礼」は、東照宮が祀る徳川家康の没後50年ごとに、旧広島藩の祭りとして開かれていましたが、文化12年(1815年)の第4回目を最後に途切れていました。それを、平成27年が徳川家康の没後400年にあたることから、200百年ぶりに正式に復興を決定したのだそうです。



行列のスタートは午前11時からということなので、少し早目の10時過ぎに東照宮に到着したところ、すでに見物客やカメラマンでいっぱいでした。そんな中で、なんとか見物するスペースを確保することができました。



いただいたパンフレットによると、行列は、東照宮を出て御旅所となる饒津神社(にぎつ)まで向かい、ひと休みして少しまわり道をしながら、再び東照宮へと帰って来るようになっていました。

原爆による消失を免れた、重さ1トンの「二百貫神輿」を60人が担いだ。


また、御旅所までの往路のことを「渡御行列」(とぎょ)と言い、帰り道の復路のことを「還御行列」(かんぎょ)というのだそうです。

壬生の花田植のみなさん。

吉田町の子供歌舞伎のみなさん。


午前11時、渡御行列がスタートです。壱組の神職から始まり弐組の町奉行など延々と行列がスタートしていき、最後に九組の遅速奉行などの行列へと続きました。なんと、行列には一般公募も含め550人を超える人たちが参加しているという。


御旅所にて。お友達三人で応募し、参加したそうです。

最初は、東照宮の出口あたりで見物して、後半から行列を楽しみながら御旅所の饒津神社まで行き、その後、ふたたび東照宮まで戻ってきました。その間約3時間にわたり、目の前で繰り広げられた時代絵巻を堪能しました。

復路(還御行列)となります。


最後は、近くの子供神楽舞台や境内演舞場で、子供神楽や子供歌舞伎、雅楽演奏などを午後2時半ごろまで楽しみました。その内容については、次にアップさせていただきます・・・



造花で飾る高さ4.5mの花車はこのたび再現し、金箔が施され漆で仕上げられています。
秋の吾妻山へ、ハイキング
秋晴れの行楽日和となった、10月6日。庄原市比和町に聳える、比婆道後帝釈国定公園「吾妻山」(1239m)を訪ね、秋の花や風景、そして山頂からの眺望を楽しんできました。


原池
駐車場に車を停め、標高1000m付近にある「休暇村吾妻山ロッジ」から歩き始めると、紅葉には少し早いようですが、それでもどことなく色づいてきているように感じられました。



足元をみると、秋の花とりわけマツムシソウやリンドウがいたるところで咲いています。10月となれば秋の花には少し遅いようですが、中でもリンドウが登山道のいたるところで花盛りとなっていました。





また登山道にはススキも多く、時折吹き抜ける秋風になびいて、とても爽やかで良い雰囲気でした。


赤い屋根の建物は、吾妻山ロッジです。
休暇村から山頂まではわずか1.2キロということで、普通に歩けば40分ほどで到着するのですが、写真を撮ったり花を探したり道草ばかりしていたものですから、なんと1時間もかかってしまいました。



あと一息で山頂です。
山頂につくと、360度の大パノラマが広がります。ススキの向こうに、中国山地の青い山なみが続き、スケールの大きな風景に癒されます。ここでランチタイムをとりながらひと休み。その後、ススキの群生する大膳原を上から眺めながら、緩やかな稜線を下っていきました。

下山開始です。


紅葉し始めた木々とススキのコラボを楽しみながら進んでいると、いつもの場所では、トリカブトの花も見つけることができました。



そして、あっという間の下山となりましたが、深まる秋を感じたハイキングとなりました。

なお、「吾妻山」の名前は、「イザナギノミコト」が比婆山に眠る妻の「イザナミノミコト」のことを思い、山頂から「吾が妻よ!」と偲んだ、という古代神話に由来している、と言われています。この地域は、歴史とロマンにも満ちているのです・・・


原池
駐車場に車を停め、標高1000m付近にある「休暇村吾妻山ロッジ」から歩き始めると、紅葉には少し早いようですが、それでもどことなく色づいてきているように感じられました。



足元をみると、秋の花とりわけマツムシソウやリンドウがいたるところで咲いています。10月となれば秋の花には少し遅いようですが、中でもリンドウが登山道のいたるところで花盛りとなっていました。





また登山道にはススキも多く、時折吹き抜ける秋風になびいて、とても爽やかで良い雰囲気でした。


赤い屋根の建物は、吾妻山ロッジです。
休暇村から山頂まではわずか1.2キロということで、普通に歩けば40分ほどで到着するのですが、写真を撮ったり花を探したり道草ばかりしていたものですから、なんと1時間もかかってしまいました。



あと一息で山頂です。
山頂につくと、360度の大パノラマが広がります。ススキの向こうに、中国山地の青い山なみが続き、スケールの大きな風景に癒されます。ここでランチタイムをとりながらひと休み。その後、ススキの群生する大膳原を上から眺めながら、緩やかな稜線を下っていきました。

下山開始です。


紅葉し始めた木々とススキのコラボを楽しみながら進んでいると、いつもの場所では、トリカブトの花も見つけることができました。



そして、あっという間の下山となりましたが、深まる秋を感じたハイキングとなりました。

なお、「吾妻山」の名前は、「イザナギノミコト」が比婆山に眠る妻の「イザナミノミコト」のことを思い、山頂から「吾が妻よ!」と偲んだ、という古代神話に由来している、と言われています。この地域は、歴史とロマンにも満ちているのです・・・
稲刈りを終えて・・・

10月6日は朝から快晴に恵まれたので、広島県とお隣の島根県との県境に聳える吾妻山に出かけてみました。その道中では、稲刈りを終えた田んぼの珍しい光景を何度も目にしました。


もちろん、立ち止まっては写真も撮りました。稲わらを、とんがり帽子のように三角形に立てる所もあれば、稲を昔ながらのハデ干しにしているところも・・・



農業についての知識はありませんが、稲わらを有効活用するのでしょうか、そのやり方なども土地柄によりそれぞれ違いがあるようですね。これぞ日本の原風景に違いない、など思いながら楽しく撮らせていただきました。



まだまだ黄金色の稲穂が健在なところもありますが、これからも各地で稲刈りが行われ、そのあと田んぼは色んな表情をみせてくれることでしょう・・・

これぞ日本の原風景と言えます。


県北の秋
北広島町の「赤いそば畑」を訪れるにあたり、時間的な余裕もあったので、少し遠回りしてみました。中国自動車道の戸河内ICをおりて、国道191号線を経由し県道252号線で内黒峠へと向かいました。その後、大規模林道へ出て、長い横川トンネルを抜け、国道191号線に合流。北広島町八幡地区を目指したのです。その間、所々で立ち止まりながら秋の風情を切り取ってみました。

内黒峠を経由する県道252号線は恐羅漢山への近道になりますが、狭く急坂な道が続くのでお勧めはしません。ただ、このルートは実に自然豊かです。以前、この道を通っていて野生の猿に出くわしたことがあり、また、地元の方によると親子の熊に出会った、と言う話もあったり。加えて、内黒峠あたりの紅葉には目を見張るものがあります。


恐羅漢のスキー場が望めます。
内黒峠を下り大規模林道に入ると道は広くなり、並行して流れる河川には、親子岩や天狗滝などの見どころもありました。


ススキはどこにでもありましたが、白銀に輝くススキが風にそよぐ光景に、秋の深まりを感じました。



道すがら出会った花には、リンドウやマツムシソウなどがありましたが、この時期の花はどういうわけか良く似た色合いをしているようですね。



一方で、たくさんの実を付けている樹木にも出会いました。特に、ヤマナシでしょうか大木にたくさんの実を付けていたのには驚きでした。



さらに、9月初旬に見ていた青いマユミの実もピンク色に変化し、赤く染まっていたカンボクの実も赤く熟していました。特にカンボクの実は美味しそうでしたが、地元の方によると今は毒があり鳥も寄り付かないが、雪が降り冷え込んでくるとその毒も消え、鳥たちもやってくるのだとか。自然は素晴らしいですね・・・



名残のカキツバタが、咲いていました。


内黒峠を経由する県道252号線は恐羅漢山への近道になりますが、狭く急坂な道が続くのでお勧めはしません。ただ、このルートは実に自然豊かです。以前、この道を通っていて野生の猿に出くわしたことがあり、また、地元の方によると親子の熊に出会った、と言う話もあったり。加えて、内黒峠あたりの紅葉には目を見張るものがあります。


恐羅漢のスキー場が望めます。
内黒峠を下り大規模林道に入ると道は広くなり、並行して流れる河川には、親子岩や天狗滝などの見どころもありました。


ススキはどこにでもありましたが、白銀に輝くススキが風にそよぐ光景に、秋の深まりを感じました。



道すがら出会った花には、リンドウやマツムシソウなどがありましたが、この時期の花はどういうわけか良く似た色合いをしているようですね。



一方で、たくさんの実を付けている樹木にも出会いました。特に、ヤマナシでしょうか大木にたくさんの実を付けていたのには驚きでした。



さらに、9月初旬に見ていた青いマユミの実もピンク色に変化し、赤く染まっていたカンボクの実も赤く熟していました。特にカンボクの実は美味しそうでしたが、地元の方によると今は毒があり鳥も寄り付かないが、雪が降り冷え込んでくるとその毒も消え、鳥たちもやってくるのだとか。自然は素晴らしいですね・・・



名残のカキツバタが、咲いていました。

北広島町の赤いそば畑
9月29日、北広島町八幡地区にある、赤いそば畑に行ってきました。地元新聞に記事が掲載されて日にちも経っているので、どうかなとも思いましたが、うまい具合に、広いそば畑に赤いじゅうたんが広がっていました。



この場所は、八幡地区のカキツバタ畑の近くで、今では人気もあり訪れる人も多くなっているようです。当日も数人が見物したり、写真を撮ったりしていました。



このそばは、高嶺ルビーという品種で、濃い赤色をした花が特徴のようです。いろいろ試してみますが、そばの花だけでは、なかなか作品として撮りにくいですね。



そば好きではありますが、実はこのそばをいまだ食べたことがありません。以前聞いたところでは、近くにある「かりお茶屋」で手打ちそばにしている、という話でしたが・・・はたして、どんな味なのでしょうか?






この場所は、八幡地区のカキツバタ畑の近くで、今では人気もあり訪れる人も多くなっているようです。当日も数人が見物したり、写真を撮ったりしていました。



このそばは、高嶺ルビーという品種で、濃い赤色をした花が特徴のようです。いろいろ試してみますが、そばの花だけでは、なかなか作品として撮りにくいですね。



そば好きではありますが、実はこのそばをいまだ食べたことがありません。以前聞いたところでは、近くにある「かりお茶屋」で手打ちそばにしている、という話でしたが・・・はたして、どんな味なのでしょうか?



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