二葉山平和塔の桜は、今が見ごろ

南方面
JR広島駅「新幹線口」から北側に目をやると、小高い森のような山がみえます。この山が二葉山で、頂上付近には、世界の恒久平和を願う「二葉山平和塔」(通称仏舎利塔)があります。


東方面(府中町)
この場所は、広島市街地はもちろんのこと瀬戸内海に浮かぶ似島や宮島などが眺望できることで知られていますが、桜の名所でもあるのです。3月30日の午後、曇天ではありましたが、桜もきっと満開になっているだろうと、花見に訪れてみました。

二葉山平和塔(仏舎利塔)

すると期待通り、まさに見ごろをむかえていました。早速、仏舎利塔に桜をからめて写真に撮ります。また、当日は風も強く春がすみはどこかに飛ばされたのか、視界もまずまずで、桜と瀬戸の島々の美しいコラボも絵になります。


黄金山。自動車道の桜が帯のよう。
この場所の標高は139メートル。歩いて登ることもできますが車でも登れます。次から次へと、家族連れや犬の散歩などで登ってきては、みなさんベンチに腰かけてひと休み。しばらく、桜と眺望を楽しんでおられました。


もちろん、この場所で風に吹かれながら、大好きな桜とわが街・広島、そして瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めて至福の時を過ごしたのは言うまでもありませんね。

仏舎利塔から少し下った所から撮影しています。

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平和記念公園の桜は、満開です

午前中は曇りで午後から雨模様という天気予報のでた、3月29日。午前中に所用をすませ、雨に降られることを承知で、午後から広島市中区の世界遺産・原爆ドームのある平和記念公園にでかけました。


まず、平和大橋あたりから原爆ドームにむけて、元安川の大手町側の河岸を歩いて行くことにします。桜は木によって多少の違いはありますが、歩くところも対岸もほぼ満開。残念ながら天気は、小雨が降ったり止んだり。いつもどんよりしていて、予報通りかんばしくありません。それでも、多くの観光客や家族連れが、桜のトンネルを楽しそうに散策したり、桜をバックに記念写真を撮ったりしています。


平和記念公園へと続く元安橋を過ぎて、原爆ドームに到着。そのまわりを一周し、鎮魂の祈りをささげます。その後は引き返して元安橋をわたり、平和記念公園の中島町側に入ります。観光客の中でも外国の人たちが目立ちます。平和の鐘のところでは、順番に鐘をついては祈りをささげていました。



原爆ドームを対岸にのぞみ、桜のあるところでは記念撮影の順番待ちもできています。その後、平和記念資料館のあたりまで歩いていきますが、桜の木の下に桜の花が一輪づつたくさん落ちていることに気づきます。これは、鳥たちの仕業なのでしょうか・・・?少し気がかりですね。



その後は、桜並木の続く元安川の河岸にでてみます。その時観光客から、原爆ドームはどちらですか?と聞かれたので教えてあげて、「桜が満開の良い時に来られましたね」と言うと、ニコッ!とされたのがとても印象的でした。


しだいに雨も本降りへと変わってきたので、ふたたび元安橋をわたって帰路につくことにします。“広島の春といえば平和公園の満開の桜ははずせない”と思っていただけに、雨が降っても楽しい、“フォト歩き”となりました。


広島市中心街の、桜模様は・・・
広島にソメイヨシノの開花宣言が行われて、わずか3日後の3月28日。連日お天気も良く暖かな日が続いたおかげで、広島市内ではいたるところで桜の花が咲き乱れるようになりました。
そこで、この時期はいつも訪れている4カ所ほど、桜見物に寄り道してみることにしました・・・

まず最初に訪れたのは中区袋町にある、袋町公園です。
ビル群に囲まれた小さな公園ですが、園内には梅やサクランボ、ハクモクレンに桜などが植栽されています。ちょっと見ないうちに、なんと桜は7分咲きぐらいになっているではありませんか。おまけに、さわやかな朝の光をうけて、きらきら輝いていました。朝から都会のオアシスに立ち寄った気分になれましたね。


次に訪れたのは、中区中町に鎮座する白神社です。
この境内には一本の桜があり、いつも他より早めに咲きます。夕方の5時を過ぎていたので、斜光の効果でしょうか、一層美しく感じられました。

この場所は、平和大通りと鯉城通りの交差点近くで人通りも多く、人目にふれる場所だけに桜の花のことががよく話題にのぼります。また、桜の時期は道行く人たちの立ちのお立ち寄りスポットになっているようですね。コンデジやスマホで写真を撮っている人もたくさんいました。


続いて、中区幟町にある広島世界平和記念聖堂を訪れました。
広島で原爆に遭った神父さんが、ローマ法王や世界中の人々の協力を得て建立したもので、この聖堂前に何本かの枝垂れ桜があるのです。

こちらも早いもので、満開近しです。地面すれすれまで枝垂れた様子は、まるで花スダレです。また、濃いピンク色をした花びらは、聖堂の建物に良く似合っていましたね。


敷地への入口には、今や懐かしい公衆電話ボックスがありました。
最後は、いつも通る京橋川河岸です。
先日のブログで、咲きはじめをレポートしていましたが、今や7分咲き。川に張り出した桜の枝と川面の雰囲気がとても気に入ったので、ワンカットだけ、アップしておきます。

そこで、この時期はいつも訪れている4カ所ほど、桜見物に寄り道してみることにしました・・・

まず最初に訪れたのは中区袋町にある、袋町公園です。
ビル群に囲まれた小さな公園ですが、園内には梅やサクランボ、ハクモクレンに桜などが植栽されています。ちょっと見ないうちに、なんと桜は7分咲きぐらいになっているではありませんか。おまけに、さわやかな朝の光をうけて、きらきら輝いていました。朝から都会のオアシスに立ち寄った気分になれましたね。


次に訪れたのは、中区中町に鎮座する白神社です。
この境内には一本の桜があり、いつも他より早めに咲きます。夕方の5時を過ぎていたので、斜光の効果でしょうか、一層美しく感じられました。

この場所は、平和大通りと鯉城通りの交差点近くで人通りも多く、人目にふれる場所だけに桜の花のことががよく話題にのぼります。また、桜の時期は道行く人たちの立ちのお立ち寄りスポットになっているようですね。コンデジやスマホで写真を撮っている人もたくさんいました。


続いて、中区幟町にある広島世界平和記念聖堂を訪れました。
広島で原爆に遭った神父さんが、ローマ法王や世界中の人々の協力を得て建立したもので、この聖堂前に何本かの枝垂れ桜があるのです。

こちらも早いもので、満開近しです。地面すれすれまで枝垂れた様子は、まるで花スダレです。また、濃いピンク色をした花びらは、聖堂の建物に良く似合っていましたね。


敷地への入口には、今や懐かしい公衆電話ボックスがありました。
最後は、いつも通る京橋川河岸です。
先日のブログで、咲きはじめをレポートしていましたが、今や7分咲き。川に張り出した桜の枝と川面の雰囲気がとても気に入ったので、ワンカットだけ、アップしておきます。

西中国山地の山里に、春を求めて

北広島町から安芸太田町へ、雪景色ドライブに出かけたのが、3月8日。あれから2週間あまりたった、3月23日。このたびは、春の妖精・アズマイチゲにあいに行こう、そして風景の中にも春を探してみようと思い立ち、少しルートは変更したものの、北広島町と安芸太田町を訪ねてみました。


聖湖周辺は、いまだに残る分厚い雪におおわれていて、春の花に出会えるどころではありませんでした。それでも林に目をやると、木々の根本には春を告げる根開きがみられました。


また、雪に埋もれた山里のなかで、シイタケ栽培地の中に差し込む木漏れ日や、いち早く雪解けして姿をあらわしたあぜ道が、春近しを気付かせてくれます。

さらに、小さな川の流れや滝となって流れ落ちる水の輝きからも、春が感じられます。


一方で、春の花としては、お目当てのアズマイチゲの花はもちろんのこと、フクジュソウにも出会うことができました。

土手沿いに顔をのぞかせた土筆やスミレなども見つけました。春の遅い西中国山地の山里にも、ようやく春がやって来たようですね。
この分だと、桜の季節が訪れるのも、そう遠くはなさそうですね・・・



音戸の瀬戸公園の桜は、如何

3月27日は、朝から良いお天気にめぐまれ、気温もぐんぐん上昇。さて、どこの桜が咲いているだろうか、と考え、海辺に近くて日当りの良い「音戸の瀬戸公園」を思いつきました。昼前ではありましたが、いくつか咲いている木もあるだろうと期待し出かけることにしました。


音戸大橋を見下ろす高台に到着してみると、全体的にはまだ咲き始めです。それでも嬉しいことに、撮影ポイントの桜は開花していて、深紅の音戸大橋と見事なコントラストをみせていました。

赤い橋は、第二音戸大橋です。


あたりを散策してみると、吉川英治文学碑のそばに立つ山桜は満開。すでに花びらも落ちはじめています。碑に刻まれた「君よ、今昔の感 如何」のそばにも、数多くの花びらが・・・

少し下ると、狭いうえに急流で知られる音戸の瀬戸がよく見えます。ありがたいことに、前景の桜も咲いています。その横を、渡し船が行きかい大型フェリーが航行します。桜と瀬戸の海、そして船がコラボした風景は、なんとも魅力的ですね。


今度は少し上をめざして歩いてみます。新しく造られた第二音戸大橋が目の前にあらわれますが、手前の桜が咲いていないのが少し残念です。それでも、いろんな種類の花は咲いているし、呉市の街や素晴らしい瀬戸の島々も見渡せます。



この音戸の瀬戸公園は、平清盛が夕日を招き返して、音戸の瀬戸を切り開く難工事を完成させたという伝説の残る場所で、約2300本の桜があると言われています。


桜の種類や日当りの違いによりばらつきがあるものの、全体的に見ごろをむかえるのは、来週あけぐらいでしょうか・・?

京橋川河岸の桜も、咲き始めています

広島市で桜の開花宣言が行われた翌日の、3月26日。朝からあいにくの雨模様となりました。夕方の帰宅途中に、広島市中区にある上柳橋あたりの京橋川河岸を歩いてみると、木によってあるいは日当りによってばらつきはありますが、こちらの桜も咲き始めていました。


なぜでしょうか?咲いたばかりの花がいくつも落ちていました。
開花したばかりだというのに、雨にたたられ花もうつむき加減。それでも、花びらにしずくをたくわえながら懸命に咲いている姿は、とても新鮮に感じられました。
天気予報によると、明日は晴れマーク。来週の初めごろには満開になるのでしょうか・・・


また、この場所には、原爆に耐え生き残った被爆樹木のシダレヤナギがあります。爆心地からわずかしか離れていなかったにもかかわらず、今年も川におおいかぶさるように若葉を枝垂れさせ、元気な姿をみせてくれました。嬉しいですね。頑張れ!シダレヤナギ。

広島にも、桜の開花宣言!!

3月24日、広島市中区縮景園にある、ソメイヨシノの標本木に花が3輪咲いて、開花宣言が待たれていました。あけて25日は、朝から曇天ではありましたが、南からの風が気温を押しあげ暖かな一日となりました。



午前10時に、広島地方気象台職員が標本木の5輪以上の開花を確認。桜の開花宣言をおこない、いよいよ広島にも“桜の季節”がやってきました。「平年より2日早く、昨年より3日遅い」という。桜の開花と聞けば、心ウキウキ嬉しくて・・・元気が湧いてきますが、皆さんはいかがでしょうか。

夕方、府中町の榎川土手沿いの道路を車で走っていると、なんと、土手にある桜が咲き始めているではありませんか。この場所には桜の古木が3本と若い木が1本ありますが、一番南側の日当りの良い場所を中心に咲いていました。
もちろん車を降りて、一年ぶりの再会に心ときめかせながら写真を撮りました・・・

開花したばかりの花はほとんど白色に近く、とても可憐で上品ですね。聞くところによると、最初は白い花にみえているが寒さにあたったりすると、その色が桜色に変化していくのだそうですね。


また、まわりにはユキヤナギや季節の野草も負けずに花を咲かせていて、そろって春を謳歌しているようでした。


いよいよ本格的な春の到来を喜ぶとともに、今年もまた約1カ月あまり、広島県内の“桜めぐり”を楽しみたいものです。

上下町のユキワリイチゲに逢いに行きましたが・・・

昨年、はじめて見にいって薄紫色の可憐な花と自生地のロケーションがお気に入りとなった、府中市上下町松崎のユキワリイチゲ。今年も逢いたいと思い、3月21日の春分の日の午前中に福山市で所用をすませ、国道182号線を北上。神石高原町から上下町をめざしました。
暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、ときおり雪の舞い降りる寒い日で、県北に入ってからは、突風と吹きつける雪に見舞われました。一時は、撤退しようかと考えたぐらいです。

細い水路沿いを歩いていきます。左側に矢多田川があります。
しばらくすると雪は止んだので、計画通り松崎の自生地を訪ねました。入り口に近い所で、地元の人に出会いご挨拶すると、「今日は咲いていないよ」との言葉が。このまま帰ることもできないので、「折角ですから行ってみます」と応えて進んで行きます。やはり、地元の人の言う通り、残念ながら花びらを閉じていました。

一つや二つは咲いているかと思い、散策道の最奥の「箱山の滝」まで行きましたが、半開きの花があるぐらいでした。それでも、つぼみのように閉じた花がたくさんあることと、カタクリの花芽が順調に成長しているのを確認できたことが、嬉しい収穫となりました。

箱山の滝。

カタクリ。4月上旬に開花するそうです。
帰りぎわに、地元の人に「滝まで行きましたが、残念ながら咲いていませんでした」と言うと、「今日は温度が低すぎるよ。朝から雪が降っているんだから」と。春分の日で、気温が2~3度ではちょっとね・・・。また、来年に、期待したいものです。

なお、この自生地は、JR福塩線沿いに走る国道432号線の松崎トンネル近くにあります。案内板にしたがって、国道沿いを流れる矢多田川を渡り、車を降りて水路沿いの散策道を3百メートルほど歩けば、自生地に到着します。この様子だと、もうしばらく観賞できるのでは・・・

写真倶楽部の、3月例会に参加
3月16日、所属している写真倶楽部の例会に参加しました。出品された作品は、先月と同じように各地の雪をテーマとした写真や早春の花の写真が多かったように思います。

それぞれがテーマを見つけ丁寧に作品に仕上げていて、努力のあとがうかがえました。中でも、若手の部員は毎週末になると雪山や観光地などに出かけシャッターを切っているようで、優れた写真もいくつかありました。やはり、「努力は人を裏切らない」ようですね。

参加者もそんな努力に刺激されてか、写真に向き合う姿勢が前向きになっているようです。休憩時間には、新年会で話題になっていた、「撮影会に行きたい」という話でもりあがりました。話し合った結果、「4月20日、北広島町の一本桜を撮りに行く」ということで意見がまとまったのです

一応、“ひろしまフォト歩き”をメインに活動する“おでかけリンちゃん”が、行き先やルートなどを担当することになりますが、これからの天候や桜の開花情報が気になるところです・・・

何これ・どこ?というような“おでかけリンちゃん”の写真を、いくつかアップしておきます。


それぞれがテーマを見つけ丁寧に作品に仕上げていて、努力のあとがうかがえました。中でも、若手の部員は毎週末になると雪山や観光地などに出かけシャッターを切っているようで、優れた写真もいくつかありました。やはり、「努力は人を裏切らない」ようですね。

参加者もそんな努力に刺激されてか、写真に向き合う姿勢が前向きになっているようです。休憩時間には、新年会で話題になっていた、「撮影会に行きたい」という話でもりあがりました。話し合った結果、「4月20日、北広島町の一本桜を撮りに行く」ということで意見がまとまったのです

一応、“ひろしまフォト歩き”をメインに活動する“おでかけリンちゃん”が、行き先やルートなどを担当することになりますが、これからの天候や桜の開花情報が気になるところです・・・

何これ・どこ?というような“おでかけリンちゃん”の写真を、いくつかアップしておきます。

向原町の虫居谷で、ミツマタの花が咲き始めています

3月16日、安芸高田市吉田町に所用で出かけての帰り道、「向原町の虫居谷にある、ミツマタ群生地は今どうなっているのだろう」と思い、訪れてみることにしました。
向原町の中心から県道29号線(向原~豊栄線)を車で走ること約10分、ミツマタ群生地の看板に出会います。そこを左折して山道に少し入ると、清らかな小川があり、谷あいの開けた斜面にミツマタが群生しています。見ごろになる日も近いのか、全体的に色づいてみえます。


早速、小川に架かる木製の橋を渡り、群生地内につくられた散策道を歩いてみると、ミツマタの木には、白い小さな蕾がたくさんついています。日当りの良いところでは、もう黄色い花が咲き始めています。


下向きの花で、木々に綿帽子が付いているようにもみえ、その姿は実に愛くるしい。ミツマタの木はその名の通り、枝が同じ所から三方に伸びて、伸びた枝がさらに三方に分かれるのを繰り返して成長していきます。


虫居谷のミツマタは、戦後間もないころ和紙の原料として植栽されていましたが、時代の流れとともに使われなくなり、そのまま放置されたものの、いつしか谷いっぱいに広がったという。

そして今では、有志の方たちが環境整備をして、この景観を守り続けているのだそうです。毎年、近くのカタクリ群生地と一体となって、「カタクリ・ミツマタまつり」を開催しており、今年は、4月5日~6日に開かれるとか。
かつての和紙づくりの歴史を物語るためにも、このミツマタ群生地をいつまでも残してほしいものですね。

愛猫”リンちゃん”と、お花見

まわりではサクランボの花が満開になっているにもかかわらず、花の咲き方が遅く心配していた、わが家のサクランボの木。ようやく3月18日に、満開をむかえました。心配した分うれしくて、愛猫の“リンちゃん”とお花見をすることに・・・

“リンちゃん”は毎年、サクランボの花は家の中から見物していましたが、まじかでみるのは記憶にないぐらいです。かかわりと言えば、サクランボの実がなって食べごろになると、鳥たちがやってきますが、その時、窓越しに大声で威嚇して追い払うぐらいでした。

家猫で外に出ることもないので、花のところに連れて出ると、どうも様子が変です。緊張しているようで、神妙な顔つきをしています。ましてやカメラを向けると、顔をそむけたりします。それでも少しなれてくると、花びらをクンクンしたり、木にのぼりたがったり・・・。結構、楽しんでいました。


この調子でいくと、サクランボに実がなるのは、ゴールデンウィーク開けぐらいでしょうか。今から、美味しいサクランボが楽しみになります。
“リンちゃん”には、鳥たちに先に食べつくされないように、しっかり見張り番をしてもらいたいものですね。


広島市内の目抜き通りで、ハクモクレンの花が見ごろです

広島はこのところ暖かな日が続き、3月17日にいたっては気温19度まで上昇。その陽気に誘われるかのように、中区中央通りに街路樹として植えられているハクモクレンの花が見ごろをむかえました。


日当りの関係でしょうか、白い花がはじけるように咲いている木もあれば、蕾をたくさん蓄えた木もあります。特に、朝日のあたる西側の通りや百メートル道路近くが満開のようですね。

ハクモクレンの花は大きく淡黄白色で、上向きに咲いています。花びらは上品で優雅な雰囲気があり、当日は抜けるような青い空と、とても美しい、コントラストを見せていました。またアーケードや街並みにも、すっかり溶け込んでいました。



この花は花期が短くて、あっという間に満開になり、あっという間に散ってしまいます。少しはかないところもありますが、ハクモクレンが咲いてしばらくすると、桜のシーズンがやってきます。
次から次へと主役が交代する、“花咲く春”。これから1か月あまり、“フォト歩き”しながら、春をしっかり楽しみたいものですね。

田尻町の“杏まつり”は、3月23日です!
福山市田尻町の菜の花畑を見て、福山市街地と鞆の浦を結ぶ福山鞆線を車で走行していると、道路沿いにピンクの幟がいくつも並んでいます。よく見ると、幟には、“たじり杏まつり”の文字がありました。

これは!と思い早速山手に入ってみると、いきなり狭い道で急な坂道となります。幟を目印に進みますが、杏の花はありません。地元の方がおられたのでたずねてみると、「まだ花は咲いてないよ」というのです。残念そうな顔をしていると、「この先に、一本だけ咲いている木があるよ」と、教えてくださいました。

行ってみると、まこと綺麗な花が咲いているではありませんか。5枚の花弁はピンク色をしていて、ふちが波打っています。また多数の雄しべがあり、とても可愛いい花ですね。
咲いている場所からは、菜の花畑と同じように、眼下に美しい瀬戸内海を見下ろすことができました。

また、地元の方の話では、「3月23日に、“たじり杏まつり”が行われる」。「3千本の杏が咲いたら綺麗だよ」とのこと。花の咲く場所を教えていただいたり、情報をいただいたり、暖かなお心遣いに感謝いたします。
うららかな春の一日、杏の花と瀬戸内海を眺めながら、田尻の町を散策するのも良いかもしれませんね・・・

これは!と思い早速山手に入ってみると、いきなり狭い道で急な坂道となります。幟を目印に進みますが、杏の花はありません。地元の方がおられたのでたずねてみると、「まだ花は咲いてないよ」というのです。残念そうな顔をしていると、「この先に、一本だけ咲いている木があるよ」と、教えてくださいました。

行ってみると、まこと綺麗な花が咲いているではありませんか。5枚の花弁はピンク色をしていて、ふちが波打っています。また多数の雄しべがあり、とても可愛いい花ですね。
咲いている場所からは、菜の花畑と同じように、眼下に美しい瀬戸内海を見下ろすことができました。

また、地元の方の話では、「3月23日に、“たじり杏まつり”が行われる」。「3千本の杏が咲いたら綺麗だよ」とのこと。花の咲く場所を教えていただいたり、情報をいただいたり、暖かなお心遣いに感謝いたします。
うららかな春の一日、杏の花と瀬戸内海を眺めながら、田尻の町を散策するのも良いかもしれませんね・・・
田尻町で、菜の花が見ごろをむかえていました

「福山市田尻町の"観光なのはな畑"で、菜の花が見ごろをむかえている」と聞いて、好天にめぐまれた3月11日、期待しながら行ってきました。


田尻町は、県道福山鞆線沿いの町で、瀬戸内海を見下ろす位置にある菜の花畑では、約10万本とも言われる菜の花が畑いっぱいに咲き乱れ、春の訪れを告げていました。


地元住民らが2001年から耕作放棄地を活用してつくったこの菜の花畑は、高台にあるため、瀬戸内海の青い海や島々、そして行き交う船が見渡せるのが魅力です。さらに、海の色と菜の花の鮮やかな黄色のコントラストが実に素晴らしいのです。そこには、瀬戸内海沿岸部だけのとびっきりの光景がありました。


また、菜の花めぐりをしていると、菜の花以外にも、梅の花やオオイヌノフグリなどの山野草も咲いていて、まさに春一色といった感じです。



聞けば、3月9日には「菜の花まつり」が行われ、たくさんの人達が訪れたという。花の勢いがあり、どうやら今月いっぱい楽しめそうですね・・・

霧ケ谷湿原から深入山へ、“雪見ドライブ”
3月8日、雪上に立つ地久院の枝垂れ桜に感動して、つぎは北広島町東八幡原の霧ケ谷湿原をめざすことにしました。例年、冬季の霧ケ谷湿原への車の乗り入れは困難でしたが、「今年は除雪してあり車でも入れる」、という情報を聞いていたので、今回はじめて訪ねてみることにしたのです。

まずは芸北高原の自然館のそばの茅葺の建物に目を奪われます。この建物はこれまでにも何度も見ていましたが、雪の季節にみるのは初めて。青い空と白い雲を背景に浮かび上がる昔懐かしい家屋に、郷愁を覚えます。軒先には冬の厳しさをあらわすように、たくさんの氷柱もありました。


続いて、霧ケ谷湿原へと車を走らせます。除雪してある道路といっても、走れるのは中央ぐらい。それも、シャーベット状で油断は禁物です。途中、トラックと出会いましたが、除雪してあるのは、どうやら工事の関係のようですね。

湿原までやってくると、あたり一面真っ白な雪でおおわれています。とても足を踏み入れるような状況ではないので、道路上から眺めることにします。白い雪原にはたくさんの木々が立ち並んでいて、どの木も芽吹きの春をじっと待っているようです。


背後にそびえる山々の雪も少なくなっているようです。また、湿原の中央あたりでは雪解けが始まり、清らかな流れもみられます。たとえ雪におおわれていても、目に入る事象が“春近し”を感じさせてくれました。


芸北めぐりの最後は、先月の中旬に訪れてみたものの、厳しい吹雪に追い返された深入山です。今回は、あの時とはさま変わりで、暖かそうで優しい山になっていました。青空とともに、高い所では山肌ものぞかせています。

3月も中旬近くになれば、あちらこちらで”春の足音”が聞こえてくるようですね。雪景色を楽しむドライブでしたが、一方で、雪景色の中にも春の到来を感じた一日となりました。

北広島町から安芸太田町へとめぐった芸北で、今冬の雪景色は見納めにして、これからは一足早い”春本番”を訪ね歩きたいものです。


まずは芸北高原の自然館のそばの茅葺の建物に目を奪われます。この建物はこれまでにも何度も見ていましたが、雪の季節にみるのは初めて。青い空と白い雲を背景に浮かび上がる昔懐かしい家屋に、郷愁を覚えます。軒先には冬の厳しさをあらわすように、たくさんの氷柱もありました。


続いて、霧ケ谷湿原へと車を走らせます。除雪してある道路といっても、走れるのは中央ぐらい。それも、シャーベット状で油断は禁物です。途中、トラックと出会いましたが、除雪してあるのは、どうやら工事の関係のようですね。

湿原までやってくると、あたり一面真っ白な雪でおおわれています。とても足を踏み入れるような状況ではないので、道路上から眺めることにします。白い雪原にはたくさんの木々が立ち並んでいて、どの木も芽吹きの春をじっと待っているようです。


背後にそびえる山々の雪も少なくなっているようです。また、湿原の中央あたりでは雪解けが始まり、清らかな流れもみられます。たとえ雪におおわれていても、目に入る事象が“春近し”を感じさせてくれました。


芸北めぐりの最後は、先月の中旬に訪れてみたものの、厳しい吹雪に追い返された深入山です。今回は、あの時とはさま変わりで、暖かそうで優しい山になっていました。青空とともに、高い所では山肌ものぞかせています。

3月も中旬近くになれば、あちらこちらで”春の足音”が聞こえてくるようですね。雪景色を楽しむドライブでしたが、一方で、雪景色の中にも春の到来を感じた一日となりました。

北広島町から安芸太田町へとめぐった芸北で、今冬の雪景色は見納めにして、これからは一足早い”春本番”を訪ね歩きたいものです。

雪上に立つ、地久院の枝垂れ桜

3月8日、大朝のテングシデをみて、県道79号線から国道186号線で芸北地方をめぐっていると、一本桜として有名な“地久院の枝垂れ桜”の木に、ハッとしました。
真っ白な雪の上で厳しい自然に耐えている姿が、あまりにも美しく目に飛び込んできたのです。


ゴツゴツした幹をあらわにし、地久院跡にある祠に覆いかぶさるように枝をいっぱいに広げていました。その容姿は推定樹齢430年の老木というよりも、凛としていて力強さえ感じさせてくれました。

桜花爛漫の季節はもちろん申し分ありませんが、花や葉はなくても雪景色の中に立つ孤高の一本桜も、なかなか風情があるものですね。

昨年の4月20日に訪れた時は、ほゞ満開をむかえていましたが、今年はいつごろになるのでしょうか。今なお雪におおわれていても、わずか1か月あまりで満開になってくれるのでしょうか。それにしても、樹木たちの持つ自然の力というものは、なんとも素晴らしいものですね。このあとの変化を、静かに見守りたいものです。
ご参考のために、昨年撮った桜の花咲く写真をアップしておきます。

春まだ遠い、大朝のテングシデ

イヌシデの一変種で、世界でただこの地にだけ生息しています。国指定天然記念物
このところ広島の沿岸部では、春の便りがいろいろ聞かれるようになりました。三寒四温を繰り返しながら、次第に暖かくなっているようですが、県北からは、今なお雪の便りも届いています。そこで、雪景色の見おさめをしておこうと、3月8日、西中国山地に位置する北広島町の大朝から、県道79号線、国道186号線で芸北へ。そして、国道191号線を使って安芸太田町戸河内まで雪見ドライブに行ってきました。


浜田自動車道の大朝ICを降りてまず向かったのが、お気に入りの大朝のテングシデ群落です。道路上に雪はなくすでに通行止めは解除され、駐車場まで車で行くことができました。車を降り、薄暗いような坂道を登って群落に入ってみると、その様子は一変します。

2~3日前に降ったであろう雪におおわれ、一面の雪景色です。気温は低く風もあって、まさに厳寒の地です。時おり、太陽が雲間からのぞくと、雪がまぶしく感じられます。そばを流れる小川の水も、この時ばかりは春らしく輝きますが、日が陰るとまた冬の様相となります。
春は、まだ遠いようですね。


この場所には、雪に埋もれるテングシデを撮ろうと、これまで何度も通っていますが、なかなか・・・
足元に雪が積もっていても、幹や枝に積もる雪は溶けやすく、豊富な雪を頂いたテングシデにはなかなか出会えないのです。また、雪が降りすぎると、群落に行くにも困難を極めます。だからこそ、惹きつけられるのかもしれません。

世界でここだけしかないという、幹や枝がクネクネと蛇のように曲がったその特異な姿は、迫力満点で実に魅力的です。これからも季節を変えて、訪れてみたいと思っています。

呉市の休山から音戸の瀬戸公園へ、ハイキング

後方の山は、休山です。
3月2日、外国の方々とハイキングを通して国際交流を深めていこうという、がんす会(GANSU NETWORK)に参加。呉市の背後にそびえる休山(497.4メートル)から、三津峰山(380.6メートル)を経由し、平清盛の日招き像のある音戸の瀬戸公園までハイキングしてきました。

道の奥にあるのが萬年寺です。

午前9時30分、JR呉線の呉駅に18名が集合。まずは、市街地をぬけて休山登山道をめざして、山手に向かって坂道を登りはじめます。建物も密集していますが、萬年寺の塔や本堂がみえてくると、そこが休山登山道の清水谷コースへの分岐となっています。そこには「休山山頂まで3.75キロ」の標識があります。長い上り坂が続くのかなと思いましたが、結果的にはゆるやかで、久しぶりに距離の長いハイキングとなりました。



家並みも途切れ山中へ入るころ、竹林を背景に朝日を受けて美しく輝いている紅梅の花に出会いました。また、近くの畑にはフキノトウも顔をのぞかせているなど、あちこちで春の息吹を感じることができました。


その後も登っていくにつれ、冬枯れの風景に出会うかと思えば、ヤブツバキの花に出会ったり。視界の開ける場所にくると、瀬戸の海が望めたり・・・。自然や景色の移り変わりに目を奪われながら立ち止まるのも、ハイキングの楽しみのひとつと言えます。


また、この休山登山道に寄り添うように自動車道もあり、登山道を歩いたり自動車道を歩いたりできるのも、なんだか面白いですね。ただ、ハイキングしている人がいないのが少々淋しい気がします。

自動車道を歩いても、山道を歩いても行先は同じ。お好きな方を。

電波塔があらわれてくると、ようやく休山の山頂に到着です。ここで、しばし休憩。いつものように記念写真を撮ります。そしてふたたび、音戸の瀬戸公園への縦走路に入り、次の目的地である梅の木峠をめざします。


この峠には、その名のとおり紅梅白梅が植栽され、山の斜面を利用して梅林がつくられていました。木々も若い上に、満開には少し早いかな、という感じです。それでも、甘酸っぱい梅の香りに包まれ、楽しいランチタイム。春ののどかな雰囲気の中で、お弁当を食べてくつろぎます。その後は、ここから下山するグループと音戸の瀬戸公園まで縦走するグループに分かれることに・・・


もちろん縦走グループに入って、三津峰山をめざすことにしました。三津峰山に到着してみると、東屋があり眺望も良いようです。眼下には、瀬戸の島々が点在し工業地帯も見わたせます。また、海上自衛隊の潜水艦や護衛艦の停泊するアレイからすこじまに手が届きそうです。こうして高い所から呉市街を俯瞰してみると、呉が造船と自衛隊の街であることがよくわかります。

春霞がかかっています。青い空と海だと良いのですが・・・


アレイからすこじま。日本国内で唯一、現役の潜水艦を間近かでみることのできる公園です。
その後は、一気に音戸の瀬戸公園をめざして下って行きますが、標識によると音戸大橋まで1時間30分かかるという。縦走グループは皆さん健脚のようなので、スピードアップに努めます。ときおり開ける展望を楽しみながらも、どんどん進んで行きます。

眼下に広がる景色を楽しんでいます。

自然豊かな登山道を下ってゆきます。
おかげでこれまでの遅れを少し挽回して、音戸の瀬戸公園の高烏台に予定より早めに到着。そこで、まずは平清盛の日招き像の前で往時を偲びます。そして、山ガールと外国の方々の発想で、清盛と同じポーズをとりながら、記念写真を撮ります。

続いて、平清盛が夕日を招き返して、一日で音戸の瀬戸を切り開いたという伝説の日招き岩を訪ねることに。そこでもまた、平清盛になりきって、日招きのポーズをとるのです。皆さんの発想は実に豊かですね。
また、この場所から見下ろす景観は見事で、赤い新音戸大橋、そして白波をたてながら航行する船、幾重にも続く島々・・・。眺めていると、時の立つのを忘れてしまいそうです。

日招き岩の上です。平清盛の足跡の上に、足を置いています。

新音戸大橋です。
瀬戸の風景をしっかり楽しんで、全員が無事下山。JR呉駅行のバスに乗り込み、楽しいハイキングは終りを告げました。

サクランボの花が、咲き始めました

広島市中区の袋町公園に植栽されている、サクランボの木。2月28日の朝には、人知れずチラホラ咲きはじめていました。ところが3月3日には、もう淡いピンク色をした花をたくさん咲かせていて、その早さに驚きました。


毎年のことですが、この花が咲くと嬉しくなります。大好きな桜シーズンが近くなってきた、と実感するのです。

一方で、わが家のサクランボは、先月末の時点でもまだまだ蕾。大丈夫かな、と思っていたところ、昨日ぐらいから急に蕾がふくらみ、色づき始めました。

すると3月4日の夕方、2輪ほど咲いているではありませんか。猫の額ほどの”おでかけリンちゃん”の庭にも待望の春がやってきました! 桜シーズンへの期待はもちろんのこと、5月のゴールデンウィークには、また、美味しいサクランボにありつけそうです。
今から、どちらも楽しみにしています・・・

JR海田市駅の、緋寒桜が満開です!

走る電車の中から撮影しました。
呉市の休山にハイキングに出かける、3月2日の朝。少し早めに出かけて、緋寒桜の様子をみに、JR海田市駅に降り立ちました。先月の20日に訪れた時には、チラホラ咲きはじめで、ひな祭りのころまで楽しめるのでは、とレポートしていましたが、少し気になったので・・・


なんと、緋寒桜はまさに満開!全体が濃いめの桜色に染まり、朝の光を浴びて輝きを増していました。

訪れた時にはすでに2人が写真を撮っていましたが、ホームで電車を待っていて美しい花に気づいた人も、わざわざやってきては携帯で写真を撮っていきます。この駅を利用する人は、皆さんよく知っているようですね。

つかの間の時間ではありましたが、ソメイヨシノより一足先に咲く緋寒桜に出会えて、朝から、気持ちの良いスタートとなりました・・・


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