日光山輪王寺の「金剛桜」

本堂が本物と見間違うぐらい上手に描かれています。
「日光東照宮」の次は、隣接する「日光山輪王寺」を訪ねました。この寺は「日光の社寺」として世界遺産に登録された古刹ですが、残念ながら50年ぶりの大改修中で総本堂(三仏堂)は巨大な幕で覆われていたので、ここでは前庭にある有名な「金剛桜」をご紹介させていただきます。

表参道には、「トキワナズナ」がたくさん咲いていました。


鐘をついていました。
同寺のHPによれば、「黄芽、白花大輪の山桜で花香が強く、樹齢は約500年。地際より数本の支幹に分かれ、特異の樹形をなし、その基部の周囲は約5.7mに及ぶ」。



また「織房状に3~4花をつけ、花茎は約3.8㎝で極めて大輪。花弁は円形で長さ約1.7㎝、巾は約1.6㎝で花弁の縁は重なりあっている」と説明されていました。



そして、「金剛桜」と名付けられているこの桜は、「山桜の勝れた天然変種として、1936年に国の天然記念物に指定されている」とも。



実際に見てもその真っ白な花の大きさがすぐわかりますし、あたりに漂わせる豊かな香りも素晴らしい。この春も色々な場所で“桜めぐり“をしましたが、日本を代表する観光地の日光で、この桜に出会うことができて幸せでした。
その後は、境内を出て、表参道を一気に「神橋」へと下って行きました。


シャクナゲの花が見ごろを迎えていました。

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「八千代湖」の“桜めぐり”~その2

「土師ダムサイクリングターミナル」でひと休みした後は、「八千代湖」沿いに進み、それからは歩いて「のどごえ公園」をまわりました。



昨年の秋に訪れた時は降り続く雨で増水し、公園遊具は水没。進入禁止となっていましたが、今ではきれいに水も引き、その面影は全くありませんでした。公園を歩いた印象としては、桜吹雪の連続だったと言うことです。



公園内の道も芝生もどこに行っても、降り積もる桜の花びらで淡いピンク色をしていました。



散策の後は、「サイクリングコース」沿いを車で走り、広いスペースを見つけて停車。「八千代湖」の散る桜とわずかに残る桜に、行く春を惜しみました。



全部で58話続けた“2018年桜めぐり”。この話をもって終えたいと思います。
桜をめぐる中で、諸般の事情によりブログに取り上げる順番が前後しご迷惑をおかけしましたが、ご容赦いただければと思います。
1か月半にわたりお付き合いいただき、大変ありがとうございました。今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
「八千代湖」の桜めぐり~その1

例年より少し早めの、4月7日。安芸高田市八千代町の「八千代湖」の“桜めぐり”に出かけてみました。すると、驚いたことに湖畔を俯瞰してみるに早くも落花盛んの状態でした。今年の桜の開花スピードに、戸惑いを隠せません。



それでも、舞い落ちた桜と八千代湖、八千代湖とカヌーなどをテーマに過ぎ行く春を惜しみながら、写真撮影も楽しんできました。



先ずは県道5号線を「八千代湖」沿いに北上し、「土師大橋」あたりで湖面近くまで降りて、
その後「土師ダムサイクリングターミナル」でひと休み、までをレポートします。



「土師ダム」によって造られた「八千代湖」の魅力は、何と言っても美しい自然に恵まれた環境にあると思います。そしてさらに春には6千本の桜が咲き、秋には紅葉を楽しむことができる場所としてよく知られています。
もちろん「八千代湖」周辺に造られた「土師ダムサイクリングターミナル」やキャンプ場、大型遊具のある「のどごえ公園」でアウトドアを楽しむ人たちも多く訪れるのですが、当日は雨模様で桜も終盤とあってさみしい雰囲気でした。



広島市内の桜景~黄金山登山道(H30年4月3日撮影)

比治山公園の次は、最後の目的地の「黄金山」です。広島市南区黄金山町にある標高221メートルのこの山には登山道が整備され、自動車で頂上まで登ることができます。
お花見シーズンは自動車があふれ渋滞になることもしばしばあるので、毎年この場所には桜の散り始めるころに訪れています。



「黄金山配水池」のあたりから頂上を見上げると、自動車道には桜の帯ができ、山桜も所々で咲いていました。そこは、二葉山からみた黄金山の中腹より少し上あたりになります。



黄金山は約500本もの桜が咲き誇る桜の名所として知られているものの、見ごろを少しだけ過ぎていることもあって、渋滞はしていませんでしたが車の往来はひっきりなしです。


迷惑をかけないように広い場所や展望所に車を停めて、桜と登山道を行く人や車、あるいは舞い落ちる桜などを入れて、お気に入りの風景を撮ってみました。

